menu

お知らせ

2025年 3月 1日 ネルソン・マンデラをとりあげる。

今回は、もうひとつのホームページに書いた、今週の一言第二十八回南アフリカ元大統領、ネルソン・マンデラについてとりあげる。

南アフリカは、アパルトヘイト(アフリカーンス語)「分離・隔離」を意味する言葉で、少数の白人が多数の黒人を差別する政策をとった。

ネルソン・マンデラは白人のアパルトヘイトと闘い、武装闘争をやったため、刑務所に入れられ、ほぼ30年間刑務所に収監されていた。しかし、世界の世論が黒人差別はまずいという意見が強くなり、ついにネルソン・マンデラは刑務所を出る。そして、黒人初の南アフリカ大統領になる。

しかし、マンデラは白人に復讐しなかった。刑務所を出て大統領になり、白人と黒人の混合のラグビーチームを作った。今でも、ラグビーの南アフリカ代表は世界のラグビーの中でも、屈指の強豪チームである。

そのネルソン・マンデラは言っている。

「人は憎しみを習得する。

憎むことを身に付けられるならば、

愛することを学ぶこともできる。

愛は憎しみに比べ、人の心に自然に生まれるものだから。」

(追記)

2015年(平成27年)ラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会の1次リーグで日本は優勝候補の一角である南アフリカと対戦、終了間際に逆転トライを決め、34ー32で逆転勝ち、W杯優勝2度の強豪に歴史的勝利は、「世紀の番狂わせ」とまで言われた。